Yanekaraは7月19日、EV充電コントローラー「YaneCube（ヤネキューブ）」を日本郵便の銀座郵便局に93台納入したと発表した。
「YaneCube」は、普通充電コンセントに後付けで接続し、自動でクラウドによる充電制御を行うことでピークカットを実現できるスマートスイッチ。
銀座郵便局では、YaneCubeを活用し、集配用EV車両の充電を遠隔で監視・コントロールすることで、集配社員の帰局後に発生する電力ピークを抑制するエネルギーマネジメントを開始する。
今回の取り組みでは、銀座郵便局に設置されている既存のEV車両用普通充電コンセント93基に、簡易な方法でYaneCubeを後付け。
YaneCubeが、郵便局全体の使用電力ピークとEV車両の充電が重ならないように自動で充電のタイミングをコントロールし、通常は夕方の業務終了後に一斉に開始するEV車両の充電を、使用電力の少ない夜間帯にシフトすることで、郵便局全体における使用電力のピークを抑制し、電力料金のコスト抑制を図る。
また、EV車両ごとの充電電力量の時系列データをクラウドに蓄積し、定量評価を実現する。