フードデリバリーとネットスーパー、EC、オフィス用品など空き時間を利用し協業が増している。
軽貨物運送の出番も増えてくるだろう。
料理宅配サービス「Wolt（ウォルト）」を展開するウォルトジャパン（東京・渋谷）は日用品の宅配を強化する。
札幌市内にウォルトの配達専用スーパー「ウォルトマーケット」を設け、生鮮品などを30分以内で届ける。
札幌市北区の「札幌ノルテプラザ店」と同白石区の「白石店」の2カ所で、12月2日から半径5キロメートル圏内に配達する。
距離に応じて99～399円の配送料がかかる。野菜や冷凍の肉などの食料品や、洗剤などの日用品を取り扱う。
同社による配達専用スーパーは日本で札幌が初めて。
「新型コロナウイルス下でフードデリバリーの便利さを実感した人も多く、積雪がある札幌では、日用品配送の需要も高い」（ウォルトジャパンの広報担当の梶原純子氏）とみている。
会員制量販店「コストコ」の「札幌倉庫店」の商品配達も始めている。