ネットショッピングが拡大し、荷物の配送が増える一方で物流の人手不足が深刻です。
トラック運転手の残業規制を強化する「2024年問題」も控え、再配達を減らすことが消費者にとっても大きな課題です。
通販サイトのアマゾンなどは、商品の受け取り方法が多様です。
荷物を玄関前に置く「置き配」、コンビニエンスストアといった店舗や宅配ロッカーでの受け取りを選べる場合も増えています。
荷物をゆっくり受け取るとお得になる取り組みもあります。
ヤフーが運営する通販サイトのYahoo!ショッピングの「おトク指定便」は、受け取りを急がない商品の配送日を遅らせるとPayPayポイントがたまるサービスです。
ヤフーの協力でアスクルが運営するネット通販「LOHACO（ロハコ）」で2022年から「おトク指定便」の実証実験を行った結果、利用者の約半数が「おトク指定便」を選択しました。
23年4月から「おトク指定便」をYahoo!ショッピングの全ストア対象に拡大し、ストアの選択で利用可能にしました。