2023-06-2323年度も値上げ 5割超 食材高騰・人件費上昇
日本経済新聞社がまとめた2022年度の飲食業調査によると、23年度に値上げを計画する外食企業が52.6%に上ることが分かった。
9割超の企業がすでに22年度に値上げしたものの、食材高騰や人手確保の費用を補えない。人件費や物流費の上昇は続いており、値上げがさらに広がれば需要回復に水を差す。
ちゃんぽん店などを運営するリンガーハットは7月5日から全国の店舗で主力の「長崎ちゃんぽん」を含むメニューを10〜80円値上げする。
値上げは22年4月、同11月に続く3回目だ。
同社は水道光熱費の上昇や原材料高を価格に転嫁すると説明している。
主要な外食企業550社を対象に4月上旬から6月上旬まで実施し、306社から回答を得た今回の調査では値上げしても費用負担の増加を補えない外食の収益環境が浮かぶ。
22年度に提供メニューを値上げした企業は全体の93.9%にのぼった。
23年度は52.6%が値上げに踏み切る方針で、複数回にわたって値上げする企業が多いことが分かる。
値上げの有無について「まだ決まっていない」との企業も32.9%あり、さらに値上げの動きが広がる可能性がある。
9割超の企業がすでに22年度に値上げしたものの、食材高騰や人手確保の費用を補えない。人件費や物流費の上昇は続いており、値上げがさらに広がれば需要回復に水を差す。
ちゃんぽん店などを運営するリンガーハットは7月5日から全国の店舗で主力の「長崎ちゃんぽん」を含むメニューを10〜80円値上げする。
値上げは22年4月、同11月に続く3回目だ。
同社は水道光熱費の上昇や原材料高を価格に転嫁すると説明している。
主要な外食企業550社を対象に4月上旬から6月上旬まで実施し、306社から回答を得た今回の調査では値上げしても費用負担の増加を補えない外食の収益環境が浮かぶ。
22年度に提供メニューを値上げした企業は全体の93.9%にのぼった。
23年度は52.6%が値上げに踏み切る方針で、複数回にわたって値上げする企業が多いことが分かる。
値上げの有無について「まだ決まっていない」との企業も32.9%あり、さらに値上げの動きが広がる可能性がある。